知性を表す青色光線《神の光の七色の分光》

大宇宙

青色光線の使命と役割とは

大宇宙の神の光は、地球の霊界では九次元において七色のプリズムに分けられます。

その中で青色光線は九次元霊のゼウスが受け持たれて担当し、青色の霊団にエネルギーを送っています。

神の光の中において、青色光線はどのような使命と役割を果たしているのでしょうか。

知性とは神の愛と叡智を表すもの

青色光線は「知性」を表しています。

それは神の愛や神の叡智を表すための手段であり、学問的な意味合いでの知性というものに限られるものではありません。

神と結びつき、神の法に基づき、神の愛や叡智が表現されるためにあるのが知性というものなのです。

それは神の知性とも言えるものです。

哲学や思想、学問として

青色光線というのは、具体的に言えば、哲学や思想、学問として表れてくるものです。

哲学や思想というと、なんだか難しく訳の分からないものに感じる人もいるかもしれませんけれども、その源流であるギリシャ哲学においても、そこで解き明かされているのは神の世界であります。

知性というのは物事を知り、考え、判断する力ですよね。

また、論理的に筋道の通った考え方で、多くの人たちが理解しやすく、「なるほど」と納得できるような形で説明する力と言ってもよいかもしれません。

そのときに必要になるのは「客観性」と「論理性」です。

客観性により多くの人たちに共有される

客観性とは、誰が見てももっともだと思われるような立場で物事を考えることです。

そのような客観性があることによって、その内容が多くの人たちにとっても共有することができるようになり、それについて学ぶことができるようにもなります。

整然とした形で切り分けながら示し、説明していくことで誰にとっても理解しやすいものになりますよね。

論理性により筋の通った結論に導かれる

また、論理性とは、きちんと筋道が立っていて、整合していることです。

例えば、ビルの建設で考えてみると分かりやすいと思うのですが、二十階建てのビルを建てようとするときに、いきなり二十階の部分を作ることはできませんよね。

そのためには、まず土台を作る必要があり、そこから一階の部分を作り、そして二階の部分を作るというように、それぞれの階を積み上げていくことで二十階を作ることになります。

そのように一つひとつの土台を積み上げながら、筋の通った結論に導いていくこと。

それが論理性というものです。

知性というものを捉えたときに、この客観性と論理性が大きく表れているのではないでしょうか。

知性の立脚点は神に基づくもの

知性とは、この世における様々な知識を集めて使いこなすという側面もあるかもしれませんが、本来の知性とは神の叡智に直結しているものなのです。

そもそもの立脚点が人間ではなく、大宇宙の神に基づくものであります。

神の愛により、神の法によりこの大宇宙は貫かれ、それはこの三次元の物質の世界だけではなく、あの世と言われる四次元以降の世界においてもそうなのです。

この大宇宙は多次元の世界で成り立っており、目に見える世界だけがすべてなのではありません。

あの世は「実在界」とも言われますけれども、私たちにとっての本来の世界がどのようなものなのかということも含めて示していくこと。

神の叡智を運ぶ知の天使たち

それが例えば、ソクラテスであれば対話によって相手と話をしながら、一つひとつの土台を論理的に積み重ねながら神理を明らかにしていったのであり、神や魂、天上界などについて語っています。

また、プラトンにおいても、私たちの魂は不滅であり、転生輪廻を繰り返しているということ。そして、イデア論でも天上界のことを語っています。

そのようにして、青色光線に属する知の天使たちが神の叡智を運ぶという役割を果たしているのです。

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