人間は神に似せて神よりつくられた
人間は神に似せてつくられたと言われます。それはどのような意味なのでしょうか。
一つは、神のお姿のミニチュア版のような形をしていることであります。
私たちの肉体には、頭があり、手足が二本ずつありますが、三次元的な物体としての肉体自体が神のお姿を模してつくられているわけです。
この大宇宙というのは神のお身体そのものだと言われます。オーム宇宙の形があり、その形に似せて人間の肉体もつくられているわけです。
私たちからすると、あまりにも巨大すぎて、宇宙全体の捉えることはできませんが、「風の谷のナウシカ」に出てくる巨神兵のような形をしているとも言われます。
神と同じ創造力を与えられている
そして、人間が神に似せてつくられている二つ目の点は、「創造力」を与えられているということです。
この大宇宙を創造されたのが神であります。
少し想像してみるだけで分かると思いますが、とてつもない創造の力です。
神ほどの力ではないにしても、私たち神の子一人ひとりにも神と同じ創造力が与えられており、思いを一点に集中していくことによって、様々なものを生み出していくことができるのです。
愛の思いにより、「そこに存在せよ」と強く思い続け、願い続けることで、ヴィジョンを具現化することができるのです。それは神がこの大宇宙をつくり出してきたことと全く同じであります。
唯一無二の個性を持っている
そして、三つ目としては、「個性」を与えられているということです。
実は、神にも個性というものがあられます。私たちはオーム神霊がつくられた宇宙の中でオーム神霊の一部として生きていますが、オーム宇宙のほかにも別の宇宙があると言われております。
それぞれの宇宙には固有の個性があるのです。それは神の個性そのものでありますが、そのように神にも個性があるように、私たち一人ひとりにも個性が与えられています。
神から与えられている個性を最大限に発揮することで、一人ひとりがこの宇宙を彩っていくことが期待されています。
この宇宙の中で、誰一人として同じ個性を持つ存在はおりません。
すべての神の子たちが唯一無二の個性、役割を与えられているのです。