アカシックレコードとは
「アカシックレコード」という言葉を聞いたことはありますか。
「アカシック」とも言われることがありますが、それは宇宙の記録庫のことです。
そこには宇宙の誕生から星々の生成、地球人類の歴史など、この宇宙におけるあらゆる出来事が記録されています。
また、宇宙の生々流転や歴史のような壮大なものだけではなくて、個々人の魂の歴史も記録されています。
宇宙の記録庫と言っても、物質的に目に見える倉庫のようなものがあるわけではなく、霊的な記録庫です。
象徴的な映像として
アカシックレコードは、まるで3Dの映画のような映像になっているものです。
それらの象徴的な映像を見ながら、見る人の認識力に応じて理解されるものなのです。
それを見ると、これまでの地球の歴史が手に取るように分かり、そこから人類の未来がどのように展開していくかというビジョンも読み取れると言われています。
そのような性質のものなので、誰でも見られるというものではなく、許可を受けないと見られません。
地球の霊界は波動の精妙さによって四次元から九次元に分かれていますが、八次元以上の住人でないとアカシックレコードは見られないとも言われています。
アカシックレコードの由来
「アカシック」という言葉は何に由来しているのでしょうか。
それは「アガシャー」に由来しています。
アガシャーとは、地球が属している天の川銀河の銀河意識の名前です。
私たちのように地上で人間の肉体に宿って魂修行をしている存在は人格霊と言われます。
人格霊である私たちからするとかなり壮大な話に思えるかもしれませんが、惑星や恒星、銀河に宿っている意識体も存在しているのです。
惑星意識は十次元であり、恒星意識は十一次元の存在です。
その中で、銀河を担当しているのが銀河意識であり、天の川銀河を担当されているのがアガシャーと呼ばれる意識体で、十三次元だと言われています。
つまり、アカシックレコードというのは「アガシャーの記録」という意味でもあるのです。
アカシックレコードの地球における管理
銀河意識は銀河神霊とも言われますが、天の川銀河を担当している銀河神霊がアガシャーと呼ばれ、アカシックレコードはその名前に由来しているのです。
銀河というのは無数の恒星や星雲が集まった天体ですから、その銀河に宿っている意識体と言えば、どれほど巨大なエネルギー体なのかは私たちには簡単に想像できるものではありません。
地球の九次元霊の一人にアモールという方がいらっしゃいますが、アモールは元々、アガシャーのエネルギーの一部です。
アモールは、今文明で私たちがよくその名前を知るところでは、イエス・キリストとして地上に生まれています。
また、イエス・キリストはアトランティス文明の末期に地上に生まれたときは「アガシャー大王」と呼ばれていました。
地球霊界ではアモールのもと、エリヤや「黙示録」で有名なヨハネ、ノストラダムスなどがアカシックレコードを管理する仕事をしています。
アカシックレコードを見た人たち
近年に生まれた人では、神秘思想家のスウェーデンボルグや人智学のルドルフ・シュタイナーが実在界でアカシックレコードを見てきたと言われています。
実在界で見てきたというのは、生きていたときにこの世で肉体を抜け出して、つまり、幽体離脱をして魂が肉体を離れてアカシックレコードを見てきたという意味です。
また、少し古い時代になると先ほども触れた「黙示録」のヨハネなどもそうです。
新約聖書に記されているヨハネの黙示録は、アカシックレコードを見て読み取った未来のビジョンだと言われています。
そして、最近ではアマーリエの『プロジェクトエデン』がアカシックレコードから見えた地球の創生や人類の歴史、未来だと言われています。
アカシックレコードは宇宙全体の記録庫
アカシックレコードとは、このように宇宙におけるあらゆる出来事を記録したものです。
それはもちろん私たちが住んでいる地球だけに限られるものではなく、この宇宙全体の記録庫なのです。
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