眠りの人生から目覚めの人生へ

永遠の魂

眠ったまま一生を終えていく多くの人々

私たちはこの世に生まれてきても、多くの人たちが「眠ったまま」一生を終えていきます。

「眠ったまま」というのは、自分たちが本質的にどのような存在であるのかということに気づかないまま、それに目覚めないまま一生を終えるということです。

私たちは霊的な感覚や目には見えない世界とのコミュニケーションなど、そのようなものが制限された中で肉体に宿って生きています。

ですから、本来の自分たちの姿を忘れ、人生の中で様々なことに翻弄され、その意味合いも明確には分からないまま生きているのが実際のところではないでしょうか。

ある意味では、それも無理のないことかもしれません。

人は死後、魂やあの世がある事実に向き合わざるを得なくなる

しかしながら、人はいつまでも眠ったままでいるわけにはいきません。

死んだ後、多少時間がかかったとしても、自らが霊的な存在であることは実感せざるを得ません。

また、守護霊を始めとして、すでにあの世の世界に帰っている人たちが迎えにやって来てくれて、アドバイスをしてくれたり、あの世へ導いてくれたりもします。

魂があるとかないとか、あの世があるとかないとか、生前そのようなことを全く信じていなかったとしても、結局、肉体の寿命を終えれば自分が魂という永遠の命を与えられている存在であり、あの世があるのだという、その事実に向き合わざるを得ないことになるわけです。

そのときになって「しまった!」と後悔する人も中にはいるかもしれませんけれども、そのときにはもうあの世の住人になってしまっていて、どうしようもありません。

人間は誰しも例外なくあの世から生まれてきて、この世での魂修行を終えれば、またあの世に帰っていくのです。

その転生輪廻を繰り返しながら、この三次元の物質世界という、魂にとっては「修行場」である場所に生まれて、やはり多くの学びを得て、それぞれの魂が成長、進化を果たしているわけであります。

そのような霊的な事実がまだまだ今のこの地上に根づいていないために、不要な苦しみを抱えていることも多いのです。

死なないことが本当に腑に落ちたときに人は生き方が変わる

命が永遠であるということはどういうことを意味しているのでしょうか。

それは人は死なないということです。

そのことを知って、本当に腑に落ちたとき、人は生き方が大きく変わるのです。

死に対する恐怖心、自分という存在が消えてなくる恐怖心、大切な人たちと死に別れる恐怖心など、そのような苦しみから解放されますし、命が永遠に続いていくからこそ、逆に今を大切にする気持ちが生まれてくるのです。

今というときは二度と戻ってこないけれども、その今が未来を創っていきます。

今の積み重ねが未来を創っていきます。

今を大切に生きられない人に、明るい未来などやって来ないのです。

死んでしまえばすべてが終わりだと思うからやりたい放題やって享楽にふけり、自分が得するだけ得して死んだ方がいいという考えになるのではないでしょうか。

そんなことはないのです。

他者に対する思いやりや優しさもなく、自分さえよければいいと思って多くの人を不幸にしてきたのであれば、その不幸はまたいつか自分に返ってくるのです。

過去世、今世、そして来世へ

私たちが生きているのは今回の人生だけではないのです。

今回の人生を送るにあたっても、過去世におけるカルマを解消するために人生設計をして生まれてきていることが多いのです。

カルマというのは魂の宿題であり、課題です。

魂として大きな課題を作ったのであれば、それはカルマとして次の人生に持ち越されていきますし、それに向き合うのは他でもない自分自身なのです。

すべては原因と結果の連鎖により今というときがあり、そこには偶然はありません。

今の人生を踏まえて、また次の人生が、来世があります。

そのように魂というのは生き通しの存在であります。

すべてを受けとめて今から光り輝く人生を創り出していく

私たちは自らの人生において他人のせいにできることなど一つもなく、自分自身から、自分の人生から逃げることもできません。

そうであるならば、それにガッツリと向き合ってしまうことです。

文句を言わず、愚痴を言わず、「これは自分が創り出してきた人生だ。そうであるなら、すべてを受けとめ、今から、これからは素晴らしい人生を創り出していこう。光り輝く人生を創り出していこう」と決意をしてしまうことです。

その決意により、過去はしっかり受けとめたのであれば、今度はそれを断ち切り、前を向いて生きる。

そのように、人はいつからでも新たに光り輝く人生を生きていくことができるのです。

多くの人たちが目覚めていけるように

私が繰り返し繰り返し、魂やあの世の話をしているというのは、眠っている一人でも多くの人たちに目覚めてほしいからです。

目覚めた上で、不必要な苦しみから解放されて、永遠の命という、永遠の時間の流れの中の今という認識を持った生き方をしていくということ。

それが本当の意味で、私たち人間が幸せになっていく道であると思っているからです。

それは決してスピリチュアルなことに傾倒し、おかしな霊能者になろうとか、そういうことではなく、自分たちが霊的な存在であることを踏まえた上で、しっかりと地に足をつけて光り輝く人生を歩んでいこうということであります。

そのようなことに気づいて、目覚める人たちがどんどん増えていくことを心から願っています。

そして、すでに目覚めた人たちは、是非まだ目覚めていない多くの人たちが目覚めていくための触媒に一緒になっていただきたいと思います。

多くの人たちの目覚めが促されるように、私たちの本来の姿というものを自覚し、光り輝く人生を創り出して幸せになっていけるように、是非、簡単な言葉で伝えてあげてください。

難しいことを難しい言葉で言うのではなく、本当に大事な根本的なことを誰にでも分かるような簡単な言葉で教えてあげてください。

それによって多くの人たちが救われ、幸せになっていくことができるはずです。

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