「神というものに関わると不幸になって呪われるから関わらないほうがいい」と思っている人がいます。
その人によくよく話を聞いてみると、言われているのは神でなくて「悪魔」と呼ばれている存在のことを言っていることがほとんどです。
本当の神と関わって不幸になることなどありません。
むしろ幸せになります。
悪魔というのは、なかなか信じがたいかもしれませんが、実際に存在していますし、関われば不幸になるのは間違いありません。
例えば、悪魔は神のふりをしてこんなふうにささやきかけてくるわけです。
「この世界をお前にやろう」
「お前をこの世の王にしてやろう」
その人の魂と引き換えに取引きを持ちかけてくるのですが、イエス・キリストや仏陀がそのような悪魔のささやきを喝破して追い払ったというのは事実その通りなのです。
それでは、本当の神とは一体どのような存在なのでしょうか。
神とは大宇宙に満ちている愛のエネルギーそのものです。
神ははるか昔から永遠に、神の子である私たちを生かし育み、裁くことなく見守っていらっしゃいます。
そのことに気づいていないだけで、実は私たちは常に親である神と関わり、つながっているのです。
神の一部として、神の細胞として生きているのが私たち神の子の本当の姿なのです。