人の悪口は言わないことです。
なぜなら、言った自分が不幸になるからです。
「どうして自分が不幸になるの?」と不思議に思われる人もいるかもしれません。
人の悪口を言えば、今度は自分が悪口を言われることになります。
悪口を言った相手から悪口を言われるかもしれませんし、別の人からかもしれません。いずれにしても、必ず悪口が自分に返ってくることになるのです。
つまり、自分のしたことが自分に返ってくるのです。
もし誰かから悪口を言われるようなことがあれば、そのときは振り返ってみるのです。「ああ、いつか自分が誰かに言った悪口が返ってきたのかもしれない」と。
生きていると、知らず知らずのうちに、人を悪く言っていることもあります。そして、それを忘れて生きているのが私たちの常です。
そうして、自分が悪口を言われるときになって、ようやく気づくことができるのです。「ああ、自分も人の悪口を言ってしまっていたんだな。まだまだ未熟な人間だったんだな」と。
自分が悪口を言わなくなると、不思議ですが、人から悪口を言われなくなります。人の悪口が自分の耳にも入らなくなってきます。
すると、心もだんだん穏やかになっていき、幸せを感じられるようになるのです。悪口を言い合っているようでは、幸せは感じらないのです。