
私たちが住んでいるこの地球って、実はとても特別な星だと言われていますよね。

特別、というとどういう意味でしょうか?

地球は、宇宙の中でも多種多様な魂を受け入れている惑星なんです。
さまざまな星の出身の魂たちが、この地球に集まってきています。

そう聞くと、人類の起源も地球だけのものではない、という話になりますね。

ええ。人類の肉体祖先は、約三億六千五百年前に「ベーエルダ」という惑星からやってきた、六千万人だと言われています。

その後も、ほかの星から多くの魂が地球に来た、ということですか?

その通りです。
だから地球は、いわば「宇宙の博物館」のような星だとも言えるんですね。

なるほど。
異なる背景や個性を持つ魂たちが共に存在している場所、というわけですね。

そして、それには理由があります。
地球には、違いを排除するのではなく、争いではなく、大調和を通して、大いなる愛を宇宙へ発信していく使命があるからです。

でも、宇宙には地球以外にもたくさんの星がありますよね。

もちろんです。
それぞれの惑星には、それぞれの使命と役割が与えられています。

地球は、宇宙の中ではどのような段階の星なのでしょうか。

今の地球は、魂の修行としては初歩段階の学びを提供している星です。
例えるなら、小学校レベルの惑星ですね。

ということは、もっと進んだ段階の星もあるのですか?

たくさんあります。
高校レベル、大学レベルの星もありますし、ベーエルダ星は大学院レベルだとも言われています。

では、地球はずっと小学校のままなのでしょうか。

いいえ。
今まさに、地球は次の段階へと進もうとしています。
小学校を卒業し、中学校へ上がろうとしている時期なんです。

それが「シフトアップ」と呼ばれているものですね。

そうです。

ところで、地球そのものにも意識がある、という話を聞いたことがあります。

ええ。
私たち人間に魂が宿っているように、地球も一つの肉体であり、その中に地球意識が宿っています。

地球意識にも、男女のような側面があるんですよね。

男性意識をテラ、女性意識をガイアと呼びます。
この二つの意識が一体となって、地球の中に入り、すべての生命を生かし育んでいます。

人間が成長段階を経るように、地球にも成長の段階がある、ということですね。

その通りです。
これまでは小学生レベルの魂たちに学びを提供していましたが、これからは中学生レベルの修行場へと移行しようとしています。

では、私たち人間に今、何が問われているのでしょうか。

それは、自分が神の愛のエネルギーから生まれた神の子であることに気づけるかどうかです。

そして、永遠の魂として転生輪廻を繰り返してきた存在だと理解できるか、ですね。

はい。
そのうえで、世界中の人々と互いに愛し合って生きていけるかどうかが、一人ひとりに問われています。

まるでテストのようですね。

まさにそうです。
これは、過去の転生輪廻で学んできた「愛」の総決算としてのテストでもあります。

もし合格できなかった場合は、どうなるのでしょうか。

再び小学校レベルの星で学び直す魂もいれば、地球を卒業して別の惑星へ移動する魂も出てくるでしょう。

その合否を分ける基準は、難しい知識なのでしょうか。

いいえ。
問われているのは、ただ一つです。
「自分が神の子であると気づき、愛をなして生きることができたか」

具体的には、どんな生き方でしょうか。

人に愛をもって接したか。
人を赦すことができたか。
優しさをもって生きたか。
自分だけでなく、心を開いて分かち合えたか。

つまり、他の人の幸せのために生きられたか、ということですね。

その通りです。
とてもシンプルですが、それが難しいからこそ、地球は小学校レベルと言われてきました。

でも、多くの人が本来の姿に目覚めていけば…。

地球もまた、次の段階へと進むことができます。
正しい霊的価値観に目覚める人が増えるほど、その道は確かなものになるのです。

私たち一人ひとりの生き方が、地球の未来そのものに関わっているのですね。

ええ。
それが、今この時代に生きている私たちに与えられた、大切な問いなのです。
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