目の前に現れた苦難や困難にどう向き合うか
生きていると色々な苦難や困難が目の前に現れてきます。
例えば、人間関係がうまくいかない。
なぜか分からないけれども、周りの人がすべて敵対してくる。
コミュニケーションがうまく取れない。
仲良くやっていきたいのにケンカばかりしてしまう。
そして、どうして自分がこんな目に遭わなければいけないのかというような事態が降りかかってくる。
普通に考えれば、そのようなものは起きないでほしいと思うのが人間心ではないでしょうか。
でも、それらは決して偶然に起きているのではなく、自分の魂の修行にとって必要なことであることが多いのです。
自分の足らざるところを教えてくれている
つまり、その困難が自分の足らざるところ、欠けている部分を教えてくれているのです。
それはまだ自分には学ぶべきことがあるということを物語っているのです。
それはある意味では絶好のチャンスなのです。
「ピンチはチャンス」という言葉もありますけれども、まさにその通りで、飛躍のチャンスがやって来たと捉えるべきなのです。
そのような困難や苦難がやってきたときには、そこから自らの足らざるところが何なのかを見つめなければいけないと私は自分に言い聞かせています。
なぜなら、それが発見できない限り、何度も同じようなシチュエーションがやって来て、自覚を促されることになるからです。
苦難や困難の中に飛躍のヒントがある
例えば、人間関係がうまくいかないからといってそこから逃げ出したとしても、またいずれ同じような状況がやってきて、そこに向き合わなければならないことになるのです。
自分の魂にとって足らざる部分を埋めるために苦難や困難というものがあり、その中に人生のヒント、飛躍のヒントというものが隠されています。
それを見つめて魂の飛躍をとげること。
そのためのチャンスが今やって来たのだと捉えて、そこから学びを得ることです。
そのとき、苦難や困難に思えていたことが実は大きな喜びの種だったのだと気づくはずです。
▼「人生が辛いときにこそ思い出すべきこと」の音声配信はこちら