肉体の寿命を終えても人は死なない
「人は死なない」と言われるのはなぜでしょうか。
それは人間が霊的な存在だからです。
死んで物質の肉体がなくなっても、記憶も自分自身の意識も保ったままあの世と呼ばれる世界に帰るだけであり、私たちの命に限りはありません。
私たちは物質の肉体に宿ることであの世からこの世に生まれてきて、肉体の寿命を終えれば、その肉体を脱ぎ捨てて本来の霊的な世界に帰っていきます。
お葬式で肉体が火葬されて灰になっても、私たちの存在が無に帰するわけではありません。
お葬式はその人自身が死んだことを自覚するために行なっている側面も大きく、亡くなった人が自分のお葬式を見ることで「ああ、自分は本当に死んだんだ」と自覚することも多いのです。
普通はこの世で生きているときは人間は肉体がすべてであり、死んだら何もかも終わりだと思い込みがちですよね。
しかし、実際はそうではありません。
人間というのは霊的な存在であり、肉体というのはこの世を生きているときに着ている洋服のようなものなのです。
死んだらそれを脱ぎ捨てて、あの世に帰っていくというだけなのです。
また、人によっては「意識というのは脳が生み出しているものだ」と考えている人もいるかもしれませんが、そうではありません。
肉体の脳というのは身体の司令塔のようなものであり、様々な知覚情報を処理しながら神経を通して身体や各器官を動かしている役割を果たしているものです。
脳が意識を生み出しているのではなく、肉体に宿っている魂こそが意識そのものであり、私たち自身なのです。
死んだ人たちもあの世に帰れば普通に魂として生活しており、死んだら死んだでそれが当たり前のこととなっていくのです。
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「人は死なない」と言われるのはなぜでしょうか。それは私たちが魂という霊的な存在だからです。 ここでは肉体と魂、脳の関係も含めて人間の本来の姿について語ります。 ...