自分の宗教の神こそ正しいという思い込み
宗教の違いによる戦争というのは、なぜ起きるのでしょうか。
それは各宗教を信じている人たちが「自分たちの神のほうが正しい」と互いに主張し合っているからです。
しかし、それは地上にいる人間たちがそのように思い込んでいるだけであり、それぞれの宗教を興してきた先生たちというのは、いがみ合う敵同士なのでは全然なく、むしろ仲の良い仲間たちなのであります。
各宗教は宇宙の一つの神の理念のもとにある
地球を指導している天上界の指導者たちはみんな仲間なのであり、地球を照らしている太陽が一つであるように、宇宙の根源の神は一つであります。
その一つの神のもとで、救世主と言われる指導者の方たちは、それぞれの個性を通じて地球人類を導いてこられました。一つの神の理念のもとで、人々を指導してこられたのです。
その事実に人々が気づき、悟っていったのであれば、宗教戦争というのはなくなっていくものなのです。
人間は永遠の命を持った神の子であり転生輪廻をしている
私たちが一人ひとり愛の分け御霊であり、狭い民族的な、宗教的な枠の中で縛られているような存在ではなく、永遠の命を持った神の子として転生輪廻をしているのが本当の姿であります。
その意味においては、過去の魂の歴史の流れの中で、いくつもの宗教で学んできた私たちであり、いくつもの国に生まれてきた私たちであります。
「今、自分が属しているものがすべてである」と思うから、相手との争いが起こってくるのですが、本当はそうではないのです。
神が宇宙を貫く愛のエネルギーであり、その愛のエネルギーを引いているのは自分だけではなく、あなたの目の前にいる相手もそうなのであります。
神の子として、兄弟姉妹であるということ。かつて、自分もその国に生まれて、その宗教を信じていたということ。
様々な地球の指導者のもとで互いに神の教えを学び合っている兄弟姉妹
一つの国だけに生まれ、一つの宗教だけしか学んでいないという人はいないのです。
様々な地球の指導者のもとで、互いに神の教えを学び合っている兄弟姉妹であるということ。
それなのに、狭い認識に縛られて、互いに殺し合うのですかということです。そんなことは、イエス・キリストもモーゼもマホメットも誰も望んでおりません。
この方たちは地球の天上界における指導者であり、みんな仲間なのです。ブッダや孔子、ゼウスもそうなのです。
そのような正しい認識を持つことで、宗教戦争というものはなくなっていきます。そのようなことが全く無意味であるということに人は気づいていくのです。