神の子としての証
私たちは肉体的には父親や母親がいて、親子の血のつながりがあるわけですけれども、魂のつながりにおいては誰もが神とつながっていて、神の子どもでない人は一人もおりません。
神というのはこの大宇宙をつくられた愛のエネルギーであって、その愛のエネルギーをひとひらずつ分けられているのが神の子です。
それは人間だけではなくて、星々もそうですし、動物や植物もそうです。その内側には神と同じ愛のエネルギーが流れており、すべてがその愛のエネルギーによってつながっています。
たとえば、私たちが普段生きている中で、誰かのために愛をなしたり、愛をなされたり、また相手のことを思って何かをしたりされたりすると、心が温かくなりますよね。
そのようなときに心で感じるその温かさこそ、私たちの中に愛のエネルギーが流れている証なんだと私などはよく思います。
神の子である証というのは、外側ではなく内側に込められているものです。その内側において、すべての神の子が一つにつながっているのです。
神の子であるということは、私たちが神の一部として存在しており、すべての存在が愛のエネルギーで貫かれているということです。