元々男女一体だった魂が男性と女性に分かれている
男性霊と女性霊の性別はどのように決まるのでしょうか。また、性別が変わることはあるのでしょうか。
魂というのは元々は男性も女性も一体でありました。
男女一体であった魂が男性と女性に分かれた後、男性は男性として、女性は女性としての学びの旅に出ることになります。
その意味では、男性の魂なのか、女性の魂なのかは最初に分けられた段階で決まっているとも言えます。
男性霊は男性として、女性霊は女性として転生輪廻を繰り返すことが多い
私たちはあの世からこの世に生まれてきて、一生を終えればあの世へ帰っていきます。
人間はそのように時代や国を越えて、何度も何度もあの世とこの世を行ったり来たりしているわけですけれども、その長い転生輪廻の過程において男性霊は男性としての肉体を持って地上に生まれ、女性霊は女性として生まれることが多いです。
そして、地上への転生を繰り返すうちに、男性性や女性性が徐々にはっきりと固まってきます。
男性の魂としてつくられた存在は永遠に男性として生まれるのか。
また逆に、女性の魂の場合はずっと女性として生まれてくるのか。
結論としては、大方の場合はそのようになることが多いのです。
しかし、そうではないケースというのももちろんあります。
別の性で生まれるのは魂の成長や人類への貢献に寄与すると判断されたとき
たとえば、転生輪廻の過程でもう一方の性を強く身につけて、魂の性別とは逆の肉体に宿るということもあります。
また、カルマの刈り取りで逆の性に生まれる場合もあります。
たとえば、女性を迫害した男性が転生して女性として生まれ、同じような迫害を受ける経験をするということもあります。
それ以外にも、女性の地位向上のために男性の高級霊が女性として生まれるケースもあります。
そして、本人の強い希望がある場合も別の性で生まれることもあります。
いずれにしても、守護霊や指導霊との相談の上で、本人の魂の成長や人類の進化への貢献になると判断されたとき、魂とは逆の性の肉体に宿るということがあるのです。
男性の魂と女性の魂が一体化している両性具有体
またこの他に、すでに魂的に男性と女性が一体化している「両性具有体」と呼ばれる存在もいます。
この場合は、もちろん地上に生まれてくるときにはどちらの性で出るかは決めてきているのですが、思ったよりも別の性が出てしまうこともあります。
性同一性障害と言われる場合、このケースに当てはまることが多いのです。
魂のパートナー
魂とは元々、男女一体の愛のエネルギー体です。
男女一体だった魂が男性の魂と女性の魂に分けられているのです。
それはつまり、魂のパートナーが存在しているということでもあります。
それは誰でも彼でもそのパートナーに当てはまるというようなことではなく、魂が創造されたときに一体だった、究極の魂の片割れが存在しているということなのです。
その相手が誰なのか。
それは魂としてある程度の境涯にならないと分かりません。
男性は男性として、女性は女性として魂の進化、成長を遂げていく中で、いずれは分かるときが来るものなのです。
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