相手に見返りを求めない
こちらが何かをしてあげたのだから、それと同等のものを相手からもらおうとする。
それが相手に見返りを求めるということです。
見返りを求めたとき、愛は死んでしまいます。
見返りを求めたとき愛は死ぬ
人間神の子というのは、元々、神の愛のエネルギーからつくられた存在です。
愛というのは、与え切りのものであり、見返りを求めたときには死ぬと言われています。
たとえば、あの太陽というものを思い出してみたとき、あの莫大な量の熱と光を送り続けている太陽が、私たちに何かその見返りを要求したことがあるでしょうか。
もし太陽がなかったら、この地球上に生きている私たちや動植物は一瞬たりとも生き延びることができません。私たちが生活し、命を育んでいけるように、ただ一心にエネルギーを送り続けてくれている。
見返りを求めずに与え続けている。それが太陽の姿です。
見返りを求めることなく愛を与え続ける
私たちは日常生活の中において、ややもすると、相手に見返りを求めがちです。
「○○してあげたのだから、△△してほしい」
知らず知らずのうちにそう思っていることも多いです。もしそのような自分自身に気づいたならば、その思いを捨てて、あの太陽のように愛を与え続けることです。
見返りを求めたとき、それは愛ではなく打算になります。