神と出会っていく道

神の子

私たちが神に出会っていく道というのは山登りにたとえられます。

山登りにおける登山口のスタート地点はいくつもあるのです。

どの登山口から歩き始めるかは人それぞれであります。

そして、そのルートも様々であります。

しかしながら、どの登山口やルートを選んだとしても行き着く先は一つであり、同じなのです。

頂上は一つであり、誰もがそこを目指して歩いていくのです。

向かうべき場所は一つであるということ。

スタート地点や今歩んでいるルートは人それぞれ違っていたとしても、神の子である私たちが向かっているのは一つの神のもとなのです。

様々な登山口やルートというのは、同じ一つの神のもとへたどり着くための様々な道であります。

それらの道というのは宗教的に言うのであれば、キリスト教や仏教、イスラム教、儒教などです。

一つの神の教えが様々な角度から、様々な説かれ方をしているのです。

それは宗教に限らず、哲学や思想、自然や芸術、正義や政治、科学などもそうなのです。

すべては一つの神のもとへ向かう様々な道であります。

神は一つであります。

その神のもとへ帰っていくために、それぞれの神の子たちが登って行きやすいルートがいくつも用意されているのです。

魂の個性によっても、その魂の歴史によっても、どのルートを歩み、選び取っていくかはそれぞれの自由意志に任され、異なっているものです。

しかし、頂上は一つであり、いつかは誰もが必ず神の存在に気づき、神に出会っていくのです。

X(Twitter) piarocky1

Instagram piarocky1