七名の大天使
七大天使とはユダヤ教やキリスト教で様々に触れられていますが、七名の大天使のことです。
その七名とはミカエル、ガブリエル、ラファエル、サリエル、ウリエル、ラグエル、パヌエルです。
これまで地球の進化、発展に多大な功績を残されている方々であり、それぞれが役割や専門を持たれています。
大マゼラン星雲のベーエルダ星から
七大天使は元々、約三億六千五百年前に大マゼラン星雲にあるベーエルダという星からエル・ランティという大指導霊とともに地球にやって来た人たちです。
七大天使は地球の霊界では八次元の最上段階の太陽界にいらっしゃり、私たち地球人類の成長を見守り、指導されています。
当初はパヌエルではなくルシフェルがその一角を担っていましたが、その後、ルシフェルが地獄に堕ちたために現在の七名になっています。
大天使ミカエル
大天使ミカエルは七大天使の天使長であり、天使団の総司令官です。
神の光の七色の分光において「正義」を表す赤色光線の中で、政治や軍事などにおける統率力や戦略力に長けて、魔の討伐の使命を持っています。
古代ギリシャではゼウスの子であるアポロンとして転生し、日本には神産巣日神、また宗教改革者のマルチン・ルターとしてドイツにも生まれています。
大天使ガブリエル
大天使ガブリエルは通信・伝達の役割を担っています。
キリスト教では、聖母マリアにイエス・キリストの懐妊を告げ、イスラム教ではマホメットに神の言葉を伝えています。
ルネッサンス期を代表する芸術家であり、「万能の天才」と称されるレオナルド・ダ・ヴィンチとして生まれています。
大天使ラファエル
大天使ラファエルは芸術を通して神の教えを広める役割を担っています。
宗教画や讃美歌、宗教的な彫像、大聖堂など、人々が感性で神の存在を感じ取っていけるように力を尽くしています。
イタリアにダンテとして生まれ、「神曲」によって地獄から天国までの霊界の様子を描きました。
大天使サリエル
大天使サリエルは神の光の七色の分光における白色光線の中で、医療霊団の長を務めています。
医療をその専門として、旧約聖書のイザヤや近年ではアメリカにエドガー・ケイシーとして生まれました。
また、医薬の仏として信仰されている薬師如来も大天使サリエルと同一の存在です。
大天使ウリエル
大天使ウリエルは大天使ミカエルのサポートを担当し、政治や軍事方面での指導力に長けています。
その過去世では、旧約聖書のマラキ書を著した預言者マラキや古代ローマ時代にはカエサルとして生まれました。
そして、現代ではソビエト連邦およびロシアの政治家であるゴルバチョフとして転生しました。
大天使ラグエル
大天使ラグエルは教育の役割を担っています。
光を掲げる役目とも言われますが、人間の中にある向上心を引き出すことに長けている大天使です。
「密林の聖者」とも呼ばれるアルベルト・シュヴァイツァーとして肉体を持ち、アフリカでの医療活動と伝道に邁進されました。
大天使パヌエル
大天使パヌエルは政治を担当しています。
古代ギリシャではアテネの政治家であるクレイステネスとして、またイギリスでは政治家、軍人であり清教徒革命の中心人物であるクロムウェルとして地上に生まれました。
かつて知性の大天使だったルシフェル
元々の七大天使の一人であるルシフェルは、知性を代表する聡明な天使でした。
しかしながら、今から約一億二千万年前にサタンという名前で地上に生まれたとき、他国との戦争や虐殺、殺戮などの悪の限りを尽くし、地獄に堕ちたのでした。
堕天使とも言われますが、今や地獄の帝王ルシファーとなっているのです。
ルシフェルが地獄に堕ちることになった経緯は、『プロジェクトエデン』(アマーリエ)の第七章「神になりたかった男」に詳しく書かれていますので、是非そちらを読んでみてください。
▼「七大天使とは」の音声配信はこちら