魂とは何か

永遠の魂

魂とは何か

魂というものは一体何なのでしょうか。

結論から言うと、それはこの宇宙にあまねく満ちている愛のエネルギーから分かれてきたエネルギー体です。

元々、宇宙に満ちる愛のエネルギーは一体であり、それはワンネスという言葉で表されることもありますが、すべてが一つにつながっています。

そこから無数に分かれていったエネルギー体が、実は私たち一人ひとりの魂と言われるものなのです。

そして、この世とあの世を何度も生まれ変わることで、それぞれ独特の個性を持つようになりました。

元々の巨大な綿あめから分かれて色付けされたのが神の子

それでは、愛のエネルギーである宇宙の神と私たち一人ひとりの神の子はどのような関係なのでしょうか。

たとえば、綿あめというものがありますが、綿あめをちぎっていくと、より小さな綿あめができます。

その綿あめをさらに小さくちぎれば、また綿あめが分割されて増えていきますけれども、どの綿あめも元々の大きな綿あめの一部であることに変わりはありません。

同じ綿あめばかりでは彩りに欠けるので、ちぎっていった綿あめに、フルーツの味付けのようなスプレーで色をつけて、これはイチゴの綿あめ、これはメロンの綿あめ、これはオレンジなどとして、それぞれに異なる味や色付けをして多様な綿あめがあります。

色や味付けだけではなく、形も様々なものがあるかもしれないけれども、元を辿れば最初の巨大な綿あめから分かれてきたことに変わりはありません。

そして、それぞれの綿あめが、お祭りの屋台でよく見るあの機械の中でグルグル回っていると、どんどん綿あめがくっついて大きくなっていくと思います。

小さくちぎられて存在していた綿あめもどんどん大きくなっていって、元の綿あめより大きくなることもあります。

そうやってすべての綿あめがそれぞれ大きくなり、仮にすべての綿あめがくっついたとすれば、元のサイズよりかなり大きくなっているはずです。

神の子の成長進化がそのまま神ご自身の成長進化となる

一つひとつの綿あめというのが神の子であり、その神の子たちの成長、進化がそのまま神ご自身の成長、進化となるのです。

魂というのは私たちの本来の姿であり、肉体に宿っているのはその一部にしか過ぎません。

この世での人生を終えれば、あの世に帰り、あの世にいる自らの魂と一体化し、今回の人生というものは記憶の一部として蓄えられていくことになるのです。

そのようにして、愛のエネルギーというものが個性を持ち得てきた歴史というものがあり、それが魂というものなのです。