
魂には性別というものはなく、それが男性や女性の二つの性の魂に分かれることもないと思います。魂の片割れを求めるというのは霊的な真実ではなく、完成を求める人間の憧れに過ぎないのではないでしょうか。

魂には性別はないという見方や、魂のもう半分の片割れを求めることは人間の憧れではないかということですね。
海外の方とやり取りしていると、そのようなことを言われる人もいらっしゃいますね。
魂には性別などないのだ、と。
しかしながら、実際にはこの世界において男性が存在し、女性が存在しているという事実があります。
その男女の違いがあるわけですね。
それは単に人間のジェンダーということではなくて、やはり根源的に男女のエネルギーの違いがあるのです。
魂は最初、男女一体のエネルギー体として創られました。
魂というのは元々、男性性と女性性の両方を内包した統合されているエネルギー体として創られているのです。
それは男性のエネルギーと女性のエネルギーのどちらも一体化したものであるです。
そして、魂はそれぞれの性の性質を深く体験し、学び尽くすために、一体だったものが男性の魂と女性の魂に分かれます。
それが分かれて、まずはそれぞれが男性性、女性性を学び尽くしていく。
一体だったものが二つに分かれて、自らが本質的にどのような役割を持ったエネルギーであるのか。
それを学んでいく旅に出るわけですね。
その中で数え切れないほどの人生を歩みながら、自らがどのような個性を持った魂として創造され、自分に与えられている根源的な力とは何なのかを知っていく。
男性の魂であれば男性性、陽のエネルギー、女性の魂であれば女性性、陰のエネルギーを学び尽くしていく。
大宇宙の神は男性エネルギーと女性エネルギーのどちらも内包しています。
その神のエネルギーから魂は創造され、一つの魂が男性の魂と女性の魂に分かれて、それぞれが神の子としての成長の道を歩んでいくわけですね。
人格霊として最高度に進化した存在が地球では「九次元霊」と言われている方々であり、「救世主」と呼ばれている方々です。
地球には十名の九次元霊の方々がいらっしゃいますけれども、エル・ランティ、マイトレーヤー、エル・カンターレ(ブッダ)、アモール(イエス・キリスト)、モーリャ(モーゼ)、セラビム(孔子)、セオリヤ(ゼウス)、サマトリア(ゾロアスター)、マヌ、カイトロン(ニュートン)と呼ばれる方々です。
そこまでの段階になると自分の魂のパートナー、魂の片割れが分かるようになるのです。
そして、人格霊としての学びを終えると、次は人間の肉体ではなく惑星に宿っていくという魂の進化のステップがあるのです。
その段階になると、惑星意識として惑星に宿り、星のすべてを抱えて生かし育むことになります。
惑星に宿るときは魂のパートナー同士が一緒に入るのです。
惑星意識として魂のパートナーである男性と女性が手を取り合い、協力し合い、一つの星を預かっていくことになるのです。
私たちが住んでいるこの地球には男性意識のテラと女性意識のガイアが宿っています。
それは他の惑星でも同じなのです。
そこには男女のペアの意識体が宿っており、その個性を最大限に発揮しながら、天地創造をし、惑星としての使命を果たしていく。
そのような神の子の進化の道があるのです。
男性だけでは命は生み出せませんし、女性だけでもそうです。
男女が手を取り合い、男女のエネルギー、陰陽のエネルギーによって大宇宙におけるすべての創造はなされるということです。
それぞれの魂が成長、進化を果たしていく上で、いつかは魂のパートナーと出会っていくという、そのようなロマンティックな道筋を神はご用意されているのです。