魂のパートナーとは
「魂のパートナー」という言葉を聞いたことがありますか。
人間にはそれぞれ魂のパートナーという、魂の伴侶が存在しています。
男性の魂であればそのパートナーである女性の魂が、そして、女性の魂であればそのパートナーである男性の魂が存在しているのです。
魂のパートナーは何人もいるということはありません。
男女というものが必ず根源的な魂として一対のペアになっているのです。
元々男女一体だった魂が男性と女性に分かれた
私たちが魂としてつくられたとき、男性のエネルギー体と女性のエネルギー体に分けられたと言われています。
元々魂として一体だったものが、りんごを半分に切ったように、男性のエネルギー体と女性のエネルギー体の二つに分けられました。
ですから、根源的にはそれぞれの魂に片割れが存在しているわけです。それは誰でもいいというわけではなく、りんごを切った切り口が合うのは一つしかないように、魂のパートナーが自らの片割れとして存在しているのです。
それはお互いの魂を補完し、共通なエネルギーを持った存在なのです。
魂のパートナーに出会うための条件
では、自分の魂のパートナーにはいつ会えるのでしょうか。
実際はすぐに会えるというわけではありません。離れ離れになった男女の魂がそれぞれ進化、向上していくことで、ある程度の境涯にならないと自らのパートナーに出会うことはできません。
もし、その途中で出会っていたとしても、相手が自らのパートナーであることに気づかないのです。それは十分に自分自身がどのような魂であるかを理解した後でないと分からないのです。
魂のパートナーに出会うまでの間、男性は男性性としての役割を、女性は女性としての役割というものを突き詰めていくことになります。
神から与えられた個性を最大限に発揮し、努力精進する中で、まずは自分自身を高めていくことを神は求めておられるのです。
言ってみれば、私たちは進化発展をしながら、お互いのパートナーを探し求めて旅を続けているようなものなのです。
なぜ神は男性と女性に分けられたのか
元々、愛のエネルギーである神においては、男性のエネルギーも女性のエネルギーもどちらも一体となっています。
それでは、なぜ神が魂をつくられたときに、男性と女性のエネルギーに分けられたのでしょうか。
それは、そのように男性と女性に分けることが進化の原理として必要だと思われたからなのです。
元々一体だったものが男女に分けられるということは、魂としては非常にバランスが取れず、不自然なことでもあります。
そうなると、魂としてはバランスが取れないために安定したいと望むようになります。
それによって自らを進化、向上させていこうという、上昇するエネルギーが生まれてくるのです。
もし最初から一体となり、合一していたならば、そのような進化、向上のエネルギーというのは生まれてこないのです。
魂のパートナーと一体になって仕事をしていく
まずは神の子としての自分自身に気づき、成長していくことがスタートであり、その究極の先において魂のパートナーと出会っていく段階が出てくることになります。
その段階になれば、男女が一体となって、本来のパートナーとしてさらに多くの神の子たちを幸せにするために仕事をしていくことができる。
そのようなところに至っていくのです。
魂のパートナーと出会った後は、もう他の異性のことは目に入らなくなります。
離れていることが逆に不自然になってきて、一緒に仕事をしてていくことが当たり前になっていきます。
本来の魂のパートナーでないから結婚しないほうがいいということではない
しかし、そこに至るまでには、本来の魂のパートナーではない相手と一緒になることが多いのも事実です。
だからといって、その相手が本来の自分のパートナーではないからといってないがしろにするというのは間違っていますし、その相手とは結婚しない方がいいということではありません。
今、出会っている相手は、今の自分にとって必要な人だからこそ出会っているのであり、出会えたという感謝の中で互いに愛を実践していくことが大事なことです。
結婚してともに暮らすことで様々な経験をすることができるのです。
その中で学びを続けていくことが、本来の魂のパートナーと出会うための途上として必要なことでもあるのです。