レムリア文明|感性、芸術を中心に神に近づく文明

地球

レムリア大陸での感性を中心にした文明

かつて今から八万六千年前にインド洋に巨大な大陸が浮かび上がりました。

それがレムリア大陸であり、そこで一つの文明が興りました。

それがレムリア文明と呼ばれるものです。

この文明のテーマは「芸術」であり、感性を通して神に近づくことが一つの理想として掲げられました。

レムリア文明を担当するのは、マヌゼウスと呼ばれる方たちで、どちらも芸術を専門にしている九次元霊です。

マヌは「マヌ法典」に名前が残っていますし、ゼウスはギリシャ時代に活躍した方です。

レムリアに降りた神の光

レムリア文明の当時、今から四万四千年前にゼウスが地上に生まれました。

そのときの名前はエレマリアと呼ばれています。

エレマリアというのは「エル・レムリア」から来ていて「レムリアに降りた神の光」という意味です。ちなみに「エル」は「神の光」という意味です。

ゼウスはエレマリアとして地上に生まれると、あらゆる芸術の分野で天才的な才能を発揮しました。

そして、芸術というのは神の愛の表現形であり、神の光をキャッチしてそれを表現することであると説かれ、人々に芸術を通して生きる喜びと神の栄光を伝えました。

芸術に競争原理を持ち込み、祭政一致の実現

ゼウスがこの世での人生を終えて、今から二万九千年前に今度はマヌが生まれることになりました。

当時のマヌはマルガリットと呼ばれ、マルガリットの意味は「競い立てる者」です。

それはエレマリアと競い立つ光という意味と、芸術を通して各部族を競い立たせるという意味です。

マヌは芸術に競争原理を持ち込み、芸術を音楽、絵画、文学、建築、彫刻の五つに分けて、三年ごとに競技会を行いました

そこで、それぞれ最高度に到達した部族が三年間政治を任せられることになったのです。

どの作品がどれだけ神に近いものなのかを判定するのは簡単なことではありません。

そこで、王となったマヌは天上界からの神託によって決めることとし、当時は王家に生まれた女性が代々巫女を務めていたこともあり、巫女が受けた神託により作品の優劣を決めました。

そのようにして芸術に競争原理を持ち込み、祭政一致を行ったのでした。

レムリア文明以降、人間の肉体の尾はなくなった

実は地球の文明の変遷の中で、レムリア文明以前までは人間の肉体には尾がありました。

宇宙の星々においては人類の肉体というのは様々な形態があり、もちろん尾のある肉体を持つ人たちもいますし、それまでの地球文明でも実際に尾があったのでした。

マヌの美的感覚としては尾のないほうが美しく、レムリア文明を興すにあたり、マヌの提案で人間の肉体から尾をなくすことが決まりました。

思いを集中し、時間をかけて肉体を変化させていくことは、九次元霊たちにとってはそれほど難しいことではありません。

そして、レムリア文明以降、地球人の肉体からは尾がなくなりました。

現代の私たちの肉体には尾てい骨がありますけれども、それは尾があった頃の名残なのです。

宇宙人たちと交流できた初めての時代

このレムリア文明は、芸術を通して人間神の子たちが自らの神性をきらめかせ、神に近づいていくことに成功した時代でした。

この時代には宇宙船に乗った宇宙人たちが地球にやって来て、地球人とコンタクトを取っていました。

地球文明の歴史の中で、宇宙人たちが姿を見せてコミュニケーションを取ることができた初めての時代がこのレムリア文明でした。

宇宙人たちにはとっては、レムリア文明が地球上で最も高度な文明を築いた時代だと認識されているのです。

ピラミッドの本格的な活用

今の文明でもピラミッドは残っていますが、何のために使われていたのかはよく分からないという人も多いかと思います。

実際のところ、ピラミッドは宇宙からのエネルギーを引いてくる建造物であり、そのエネルギーを様々に活用することができるものなのです。

また、先端が尖っておらず、平坦になっているピラミッドなどもありますけれども、それは宇宙人たちが宇宙船を着陸させるために使われているものでした。

ピラミッドを本格的に活用し始めたのがこのレムリア時代であり、その後の文明でも様々な形で活用されていきました。

レムリア文明の終焉

その後、レムリア大陸で生きている人々はムー大陸を植民地として、そこの人々を奴隷として扱うようになりました。

生活に関わることはその奴隷の人たちにやらせて、自分たちは芸術に打ち興じるようになったのです。

それはマヌやゼウスが意図していたことではなく、地上の人々が自由意志でやり始めたことでした。

そして、人々の思いが徐々に曇り始めることになり、今から二万七千年前にレムリア大陸は一昼夜で沈み、大陸に住んでいた二百五十万人が海中に没しました。

人々の悪想念の大きな反作用によって大陸が沈み、レムリア文明の幕は閉じられることになったのでした。

ヒマラヤでアセンションした一部の人々

レムリア文明の末期、大陸が没する前にヒマラヤに逃れた人たちがいました。

その霊的に目覚めた人たちはヒマラヤ山中に導かれ、そこで数千人の人々がアセンションをし、より精妙な波動の肉体に変化をしました。

私たちの現在の肉体ではヒマラヤの地下には何もないように見えますが、実はより波動の軽やかな地下都市が広がっているのです。

そのときにアセンションした人々の中には、すでに他の惑星に移っていった人たちもいますが、私たち地球人がアセンションをするのを待っている人たちも多いのです。

レムリア文明については、『プロジェクトエデン』(アマーリエ著)に詳しく書かれていますので、是非読んでみてください。

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