大宇宙の摂理、普遍的な法則
「自分のしたことが自分に返ってくる」というのは大宇宙の摂理です。
これは宇宙の神により定められている普遍的な法則であり、人間によって変えられるものではありません。
別の言葉で言うならば、「まいた種は刈り取る」ということです。幸せの種をまけば幸せの実がなり、不幸の種をまけば不幸の実がなる。
種をまいたのは自分自身であり、その結果は自分で引き受けるのであって、代わりに他の誰かが引き受けてくれるということはありません。
自分のやったことが自分に返ってくるという法則
たとえば、人の幸せを願って生きることに徹している人は、めぐりめぐって自分に幸せが回ってくる。反対に、人を傷つけて苦しめてばかりいる人はいずれ自分が不幸になっていく。
ブーメランのように自分のやったことが自分に戻ってくるわけです。
その法則というものを知り、その法則に則って生きれば、誰でもが幸せな人生を歩むことができるのです。
ですから、他人の罪を自分が背負うということもできませんし、肩代わりすることもできません。
自分の罪は自分が背負うのであって、人のせいにしたり、それから逃げることもできません。
死んで帳消しになるようなことは一つもない
そして、それは今回の人生が終われば、つまり死ねば帳消しになるようなこともないのです。
また来世において自らが背負っていくものであり、自らの課題となっていくものであります。
逆に利他の心でもって多くの人を幸せにしていけば、ますます多くの人を幸せにしていけるようになり、来世においてもより幸せな人生を送っていくことができるのです。
幸せの階段を上がっていくということです。
それが法則であり、それに気づいて、実際の生き方を見直していく。生き方を変えていく。それだけでよいのです。
幸せになることはそんなに難しいことではありません。しかし、それは決して誰か他人がもたらしてくれるものではないということです。自らがそのステップを上がっていくということです。