Q&A|完璧な大いなる源から分かれた魂には成長の必要はないのではないか

Q&A

質問:私たちの魂は大いなる源に由来し、その完璧な源から分かたれたものであるなら、もともと完全であるはずです。そうであるならば、成長する必要はないように思いますし、むしろ、ありのままの本当の自分でいることのほうが大事だと思います。無理に成長を追い求める必要はないのではないでしょうか。

回答:魂とは私たち自身であり、私たち本来の姿であります。それは「分け御霊(わけみたま)」とも言われますけれども、大宇宙の神のエネルギーより分けられたもので、永遠の命を与えられているものです。

私たち神の子からすれば、この大宇宙を創られた神は完全なる存在であり、すべての生みの親であります。

しかしながら、私たちからすれば完全無欠に思えるような神であっても、この大宇宙全体のさらなる無限の進化の意志を持たれているのです。

神は自らの大宇宙全体をさらに愛に光り輝くものとすることを目指されています。

この大宇宙は「オーム宇宙」と呼ばれ、この宇宙を創造された根源神は「オーム」と呼ばれる宇宙神霊です。

宇宙は一つではなく、他にも存在していますが、私たちはオーム宇宙の中で、オームの一部として生み出され、存在しています。

この宇宙は約138億年前にビッグバンによって創られましたが、オームが宇宙を創られたのはこれが初めてではありません。

これまでにも何度も宇宙を創られています。

それは何兆年というような途方もない時間の流れの中で、宇宙が終わり、新たな宇宙の創造を繰り返しているのです。

「オーム」とは「破壊し、創造するもの」という意味です。

今回のオーム宇宙の直前の宇宙では、光と闇との壮絶な戦いがあり、神の側である光が闇に負けて、オーム神霊はその宇宙を破壊することになりました。

今回の宇宙においては、闇に染まることなく、光の側が勝つことが課題になっていると言えます。

それはつまり、オーム宇宙にも乗り越えるべき課題があるということなのです。

神であっても、無限の進化の途上にあります。

神の子である私たちであればなおさらでありまして、私たち自身も無限の進化の途上にいるのです。

そして、その進化というのは、神がお一人で勝手に進化されるものではなく、神の一部であり、神の子である私たち一人ひとりの進化によっているものでもあるのです。

神と私たちは別々に切り離された存在ではなく、一つにつながった相互関係にあります。

神と私たちは一体であります。

神という全体の中に、その一部である私たち一人ひとりが息づき、そのすべてのつながりをもって神はいらっしゃる。

ですから、私たち一人ひとりの進化、成長が、そのまま大宇宙全体の進化、成長につながるということなのです。

進化、成長というのは、新たな愛の可能性の追求であります。

愛の可能性を無限に花開かせていくことであります。

その挑戦というもの。

ありのままの本当の自分でいるということは、とても大切なことです。

でも、それは努力が要らないということでは決してありません。

魂の進化、成長の奥深さというものは、これで十分というものはありません。

自らに与えられた素晴らしい個性を生かし、一人でも多くの人々を幸せにしていくという過程を通して、愛は広がり深まっていくものです。

そこに魂の大きな喜びがあるのですね。

自分だけに留まるものではなく、愛を広げるということ。

愛する範囲を拡大していくこと。

私たちが住んでいるこの地球という惑星を見てください。

どれだけの人たちをその胸に抱え、愛し続けているでしょうか。

地球意識のような惑星意識の段階になってきますと、もう自分のことではなく、その惑星の中に入って、その星に生きるすべての神の子たちの父親、母親として環境を作り、生かし育み、愛し続けていらっしゃる。

自分でいることよりも、自分ではない者たちのために命を使い、大きな愛を表現されているわけです。

愛が深まるというのは、どんどん無私になっていくということです。

進化、成長の道とは、そのようなものなのです。


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