陰陽のエネルギー
陰陽のエネルギーというものを聞いたことはありますでしょうか。
陰のエネルギーは女性性、陽のエネルギーは男性性を表します。
宇宙の中における創造は、その二つのエネルギーの循環によりなされていくものです。
陽のエネルギーの役割
陽のエネルギーである男性性は、太陽の光に表れているように、周りのありとあらゆるものを生かしめようという積極的な思いであり、エネルギーであります。
ただひたすらに与えきっていくという愛がそこには表れています。
太陽の光によって地球のすべての生き物が生かされていることからも、そのことが分かるのではないでしょうか。
陰のエネルギーは受容性
一方、陰のエネルギーである女性性とはどのようなものでしょうか。
それは一言で言うならば、「受容性」であります。
陽のエネルギーが発信されたときに、それを受けとめ、受け入れていくのが陰のエネルギーというものです。
投げかけられた光に対して、こちらからも光を投げ返すのであれば、途中で光同士がぶつかってしまい、そこに循環というものは起きないのです。
男性が愛を発信してきたのならば、その愛を受けとめて、身体の中に入れていく。
それが女性性というものです。
どちらかのエネルギーだけでは創造原理は働かない
陰陽のエネルギーがそのように循環を始めることによって、大宇宙のあらゆるものが創造されていきます。
男性性だけでは命は生み出されないのです。同じように、女性性だけでも命が生み出されることはありません。
考えてみれば当たり前のことではあるかもしれませんけれども、子どもも男性と女性の愛により生み出されていくものです。
それは子どもだけではなく、宇宙におけるすべての創造原理は男性性と女性性の循環により始まっていくものなのです。