六次元の世界にいる人たち
あの世において六次元と言われる世界では、昔から神様と呼ばれるような方々が住んでいます。
別名で「神界」とも言われますけれども、この宇宙をつくられた根源神ではなく、いわゆる神社に祀られているような人々がいる世界です。別の言い方をすれば、ローカル宗教の神々とも言えます。
また、神主や僧侶、牧師などの宗教者の方々も数多くいる世界です。
その他にも自らの職業の中で進化を遂げてきた人々も多くいらっしゃいます。
たとえば、学者や大学教授、医者や弁護士、政治家や芸術家など、その道を専門的に究めていった人たちです。
もちろん、そのような職業に就いただけであの世の六次元の世界の住人になれるということではなく、この世で生きている間に自己研鑽に努めて、地獄的な心ではなく天国的な心を持って善く生きるということが大前提です。
地上に生きる専門家たちへの指導
それぞれの専門を究めて、職業などを通して高度に進化したような人たちが六次元の世界にいらっしゃるわけですけれども、そのような人たちはあの世では何をしているのでしょうか。
自らのあの世での生活や仕事はもちろんありますけれども、そのような中でも、地上に生きている人たちの指導をしているということがあるのです。
それは例えば、宗教者であれば、地上に生きている宗教者たちにインスピレーションを送って導いていたりします。
また、学者であれば学者として、政治家であれば政治家として、芸術家であれば芸術家として、地上でそのような仕事や役割をしている人たちに対して目には見えない形でインスピレーションを送り、その領域や分野の発展のために力を貸しているのです。
六次元のテーマは神理を知ること
専門領域や分野の中で自らを磨いて高度に進化してきた人たちが多くいる世界が六次元です。
この世界の住人は、神という、自分たちを超えた大いなる存在がいることや神により自分たちが生かされ、育まれているということも知っています。
六次元の世界は「知」というものが大きなテーマになっている世界であり、それは地上的な知識を寄せ集めたような知ではなく、「神理」の知識です。
神理はこの大宇宙を貫く法則であり、神のお心そのものです。
神のお考えを知るために自己研鑽し、努力しているのが六次元に住んでいる人たちであると言えます。
竜宮界、仙人界、天狗界などの世界
また、日本の昔話などでもよく出てくる竜宮の世界というものがありますよね。
それは決しておとぎ話などではなく、あの世の中にある霊的な世界なのです。
竜宮界は水に関係している世界で、四次元、五次元の世界にもつながっていますが、主として六次元に存在しています。
日本で言えば、琵琶湖や三保の松原、島根の松江などを縁とした海の世界が霊界にはあります。
そして、竜宮界には人霊だけではなく、龍神たちも住んでいます。
この他にも、仙人界や天狗界などの山の世界もあり、そこでは主として山岳などで肉体行に励んで、霊的能力の開発や発揮に力を入れている霊人たちが住んでいます。
六次元の上段界にいる諸天善神
六次元世界の霊域にも段階が存在します。
その上段界には諸天善神と呼ばれる人たちがいらっしゃいます。
例えば、不動明王や、大黒天や毘沙門天と言われるような「○○天」と呼ばれている人たちもそうです。
また、六次元以上の悟りを得ている人たちが、役割上、六次元の上段階で仕事をしている場合もあります。六次元を統括し、まとめる役割です。
菩薩になるために六次元上段界で修行している「阿羅漢」
一方で、魂修行の過程として六次元の上段階にいる人たちは、「阿羅漢(アラハン)」と呼ばれ、菩薩となるための修行をしています。
そういった人たちは、一つの方面での自己確立をすでに終えて、次なる人助けの道に入っていこうとしています。
このように、六次元とは専門分野における進化や自分づくりを目指す世界であるとも言えます。
そこでは「知」というものが大きな学びのテーマとなっており、その「知」とはこの世的な「知識」ではなく「神理」であり神の思いです。
そのような世界が六次元と呼ばれる世界です。
あの世の次元構造については、『プロジェクトエデン』(アマーリエ著)に詳しく書かれていますので、是非読んでみてください。
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