あの世に帰ったとき、最後神様に聞かれること。
それは、
「あなたは生きている間にどれだけ愛をなしましたか」
これだけです。
周りにいる人々をどれだけ幸せにすることができたか。
どれだけ多くの人の苦しみや悲しみに寄り添い、力づけることができたか。
他人の思いを踏みにじり、弱みにつけ込み、傷つけてしまうことなど、本当は誰も望んでいません。
心の中では、人としてどう振る舞えばいいのか、よく知っているのです。
それを素直に表すことができるか。
「これをすれば自分にとって都合が悪くなる」と自分を守るためにしたことは決して愛をなしたとは言えません。
善我なる自分の声に耳をすまして、人のために生きる。
これこそがこの世で愛をなしてあの世へ帰るということだと思います。