ホ・オポノポノで幸せになる
『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』(イハレアカラ・ヒューレン著)という本を読みました。
それは大変素晴らしいものでした。
読んで実践する。
それだけで世界が変わり、幸せを感じられます。
いや、世界が変わったのではなく、自分が変わったのです。
しかも簡単なのです。
読んで即実践できる。
幸せというものに気づき、それを実感することができます。
ホ・オポノポノは、もともとハワイの人たちに伝わっていた問題解決の方法です。
何か問題が起こったときに関係者たちが徹底的に議論をし、それにより人々の心を癒し、問題を根本から解決しました。
本の中で紹介されているのは、「セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノ」と呼ばれるもので、ハワイの人間州宝で、伝統医療のスペシャリストである故モナ・ナラマク・シメオナさんが作り出したものです。
セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノでは、私たちの潜在意識の「記憶」が生き方を歪めていると考えます。
その記憶をクリーニングすることで、本来のあり方、生き方を取り戻し、幸せや豊かさを手に入れることができるのです。
自分の身の回りで起きている悩みや苦しみは100パーセント自分の責任である
私たちが幸せになるために大切なことが言われています。
「何が起きていてもその責任は100パーセント自分にある」
「自分の抱えている問題は100パーセント自分の責任であると引き受けることによって解決していく
「単にそれがあなたの人生に存在しているというだけで、それはあなたの責任なのだ」
自分の身の回りで起きている悩みや苦しみというものは、100パーセント自分の責任であると考えないと何一つ解決しないということなのです。
ホ・オポノポノで大切な4つの言葉
そして、セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノでは次の4つの言葉を大切にしています。
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」
この言葉を口にする、頭の中で言う。
それによって、潜在意識の記憶がクリーニングされます。
モヤのように残っていた潜在意識の中の記憶が晴れて、そこに光が差し込んでくるようなイメージです。
しかも、上の4つの言葉は、それが何を意味しているのかが分からなくても構わないのです。
ただ口にする。
言葉に出す。
それによって、幸せになれる。
また、「ごめんなさい」、「許してください」というのは、人に向かって言うのではなく、自分の中の自分に言います。
心の痛みのあるところをそっと抱きしめ、自分の魂の成長のために自分を許してくださいと言います。
これらの言葉は魂として成長し、自由になるための言葉です。
ことあるごとに、これらの4つの言葉を頭の中で言うようにしたところ、自分がどれだけ周りのものに生かされているかが感じられるようになります。
ご飯を食べているときにも、野菜や肉に「食べさせてくれてありがとう」と頭の中で語りかけながら食べると、感謝というものが自分の内から湧きだしてきます。
すべての動植物やものには意識があり、それ自体の意識に任せる、それ自体の声に耳をすませる。
そうすれば、すべてがうまくいく。
そういったことを教えてくれています。
私の体験談 電車での出来事
これは私の体験になりますが、仕事が終わって電車に乗っていたときに電車の車体に対して「いつも運んでくれてありがとう」と頭の中で声をかけてみました。
手すりのあるところに立って「ありがとう」、「愛しています」と伝えました。
「名前はなんて言うの?」と聞いてみましたが、もちろん答えは返ってきません。
何の声も聞こえません。
そして、自分の降りる駅に到着して電車を降りる前にふと壁の上を見ると、そこには「アルナ工機」と書かれていました。
それでこの車体は「アルナ」という名前なんだと教えてくれたのだと思いました。
普段はそんな壁の上に書かれているところなど全然見ないのですが、きっと私が名前を聞いたので教えてくれたのでしょう。
「アルナ工機」というのは、後で調べてみたら製造所の名前だそうです。