死ぬとお迎えがやって来るのか

質問：人間が死ぬとお迎えが来ると言われることがありますが、本当でしょうか。もし、お迎えが来るとしたら、どんな人がやって来るのでしょうか。

答え：人によりますけれども、お迎えが来ることが多いです。お迎えというのは、スムーズにあの世に帰っていくためにあるものです。すでに亡くなっている本人の親や家族、友人などが迎えに来られることが多いです。「もう死んだはずの○○が来たということは、自分も死んだんだ」とご本人に自覚させる意味もあります。

また、亡くなる前にやってきて、姿を見せることもあります。寝ているときに死んだはずの親がやって来たり、死ぬ数日前にすでにあの世に帰っている夫や妻がやって来たというような話はよく聞くのではないでしょうか。それは幻覚や妄想ではなく、実際にすでに死んだ人がやって来ているのです。

すでに亡くなっている人たちはあの世で生きているのであり、もうそろそろ肉体の命が尽きそうなことを見て取って、本人があの世に帰ってきやすくなるようにそのような働きかけをしているのです。