この宇宙で人間が知覚できる物質は5%に満たない
太陽系から最も近い星団である「ヒアデス星団」がダークマターの塊によって破壊されているという記事を読みました。
太陽系からもっとも近いヒアデス星団が、見えない「何か」に破壊されていた - ナゾロジー
ヒアデス星団はおうし座の頭を形成している太陽系からもっとも近い星団です。 そのヒアデス星団に、最新の観測から奇妙な痕跡が見つかりました。 3月24日に科学雑誌『...
この宇宙には、私たち人間が知覚できる物質はわずか5%にも満たず、残りの95%以上が「ダークマター」や「ダークエネルギー」と言われるもので占められていることが分かっています。
銀河に影響を及ぼすダークマター
ダークマター(暗黒物質)とは、見えないのに重力がある物質のことです。宇宙の所々に塊で存在しており、銀河があるところには必ずダークマターがあると言われています。
銀河の動きを観測していると、それぞれの重力だけでなく、他のものからも重力の影響を受けていることが分かりました。その重力を及ぼしている未知なる物質がダークマターです。
宇宙を押し広げるダークエネルギー
また、ダークエネルギーとは、宇宙全体に均等に存在し、この宇宙が膨張して広がるスピードを速める力があると言われています。
これまでは、宇宙全体の重力によって膨張するスピードが遅くなると思われていたのですが、逆にどんどん加速して、何かの意志が働いているかのように、宇宙が押し広げられているのです。
その未知なるエネルギーがダークエネルギーと言われるものです。
それは宇宙に満ちる愛のエネルギー
科学の分野において、未知であるとされてきたこれらのものこそ、宇宙に満ちる愛のエネルギーです。
宇宙が膨張し、どんどん広がっているということは、この宇宙がまだ成長期であり、若いということを意味しています。
そのように宇宙を押し広げ、大きくなろう、成長進化しようという思いは、まさに神のご意志そのものです。
神とは、この大宇宙に満ちている愛のエネルギーであり、いよいよ科学が神との出会いに触れ始めていると言えるのではないでしょうか。