「こんなにやってあげたのに、(相手は)何もやってくれない」とギブアンドテイクのように相手に見返りを求めたら、それはもう愛ではありません。
なぜなら、愛とは見返りを求めないものだからです。「見返りを求めたら愛は死ぬ」とも言われます。
私たちはよく見返りを求めがちですけれども、それをやり始めたらすでに愛から離れ始めているのです。
見返りを求めることなく、ただただ相手の幸せを願い、相手を生かし、育もうとすること。それが愛というものです。
たとえば、あの太陽を見てみれば、何の見返りもなく地球に光を送り続けてくれている愛の姿があります。それを模範として太陽のように生きてみることも私たちにはできるはずです。
愛とは、見返りを求めずとも、必ずどこかからめぐり巡って自分のもとへ何倍にもなって返ってくるものなのです。
それが宇宙の法則であり、摂理だからです。
宇宙の神は何の見返りも求めることなく、私たち神の子を愛し続け、生かし続けていらっしゃいます。