人は愛を表現するために生きている
私たちが一生を通して問われることは、そんなに難しいことや複雑なことではありません。
それは一言で言えば、「あなたは愛をなせましたか」ということに尽きています。
人生において、私たちはたくさんの人との関係の中で、関わりを持って生きていきます。
過去世からの縁によって、魂としてのつながりが深い関係の人もいるでしょうし、お互いに協力し合いながらサポートしてきたという関係の人もいるでしょう。また、反対に、傷つけ合ってきたという関係の人もいるかもしれません。
今、あなたが関係している人というのは、これまでの魂の歴史において何らかの縁があり、偶然の出会いというものはありません。
そして、過去世での縁がなくても、今世をきっかけとして縁をつくっていくということもあります。
いずれにしても、たくさんの人々との出会いの中で、互いに愛し合うことができたか。相手の幸せを願い、そのために努力し、貢献することができたか。
その愛の表現方法はその人の個性によって違えども、なせることは人によって違えども、人々の幸せのために生きるという、その一点のみが人生を通して私たちに問いかけられているのです。
人は愛を表現し、互いに愛し合うために生きています。それ以外に生きる目的というのはないと言っても過言ではありません。