質問:動物や植物の霊も転生輪廻を繰り返すうちにいつか人間になるのでしょうか。
回答:そのようなことは基本的にはありません。動植物の霊は、動植物の霊としてつくられておりますので、転生輪廻を繰り返しても人間になるようなことはありません。
ただ、例外的に、人間に大きく貢献したり、動物として生きる中で人間に相応しい進化をした上で、その魂が強く願う場合は人間として生まれてくるようなことも稀にあります。
人間としての肉体に宿って修行するだけの成長段階に達していれば、そのようなことも可能であるということです。
ちなみに、イルカというのはとても高度な知性を持っていると言われているように、彼らは動物ではなくて人類と同じ仲間です。
私たちのような人間の形をした肉体を持つものを「ヒューマノイド」と言いますけれども、イルカたちは魚類系として、あのように海の中で暮らしているのです。
私たちとは表現手段が異なるだけであり、人類と同じ仲間であります。
そして、動物や植物であっても、もちろん人間であっても、すべて神の子であることに変わりはありません。
石などの鉱物であっても神の子であり、すべての存在に神から分けられた魂が宿っております。
それぞれの存在にかけがえのない個性というものが与えられており、この宇宙の中でそのものでしか果たせない役割というものを持っているのです。