飛行機に乗る機会があると、空の上の窓から外を眺めて思うことがよくあります。
それは「地球は本当に大きな星だなぁ」ということです。
空の上から、はるかかなたの水平線を眺めて、飛行機に乗っている自分自身という一人の人間の小ささを感じながら、その一方で、この地球という惑星の巨大な大きさを感じます。
地球は私たち人間が生きるために必要な環境を無償ですべて与えてくれているのではないでしょうか。
地上に足をつけて生きていると、この丸い大きな青い星、地球という姿を感じることはなかなかないかもしれませんけれども、私たちが息を吸い、ご飯を食べて、生きるために必要なもののすべての土台となるものを地球は私たちに与えてくれています。
当たり前のように私たちは生きていますけれども、当たり前に享受しているものがいかに多いことか。そのことに思い至り、気づいたとき、地球への感謝の気持ちが湧いてきませんか。
私たちはあまりにも地球に対する感謝を忘れて生きてきたのかもしれません。
自然環境を破壊し、地球の資源を自分たちさえ良ければいいというエゴの思いで使い尽くし、「人間こそがこの地上で一番偉いのだ」という驕り高ぶりの中で、一緒にこの星に住んでいる動物や植物との共存など眼中にないまま、突っ走ってきたのかもしれません。
天変地異や異常気象というものも、すべては私たちのエゴの思いである悪想念が地球を苦しめ、痛めつけていることが原因となっているのです。
地球は黙ってそれに耐えながら、苦しみながらも、それで人類の学びになるのならばと、その身をもって満身創痍の中で私たちを生かし育まれています。
そのような中で、「自分たちは地球に生かされていたんだ」という事実に気づいたのならば、その感謝の思いを地球に対して「ありがとう」と伝えることが私たちにできる一つのシンプルな小さな恩返しではないでしょうか。
一人ひとりの感謝の思いは小さなものであったとしても、多くの人の感謝の思いが集まれば、それは地球を癒す大きな力となっていくはずです。
是非、あなたも地球に向けて「ありがとう」という感謝の思いを送りませんか。
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